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September 28, 2005

家族写真について(後編)

そんなホーム(家)なのにいつもアウェイな父ちゃん、

ヨシオのラフな運転で写真館にはあっという間に到着した。

そして晴れて?

『第1回藤田家アメリカの家庭みたいな写真撮影会』

が母ちゃんの一人ハリキリスタジアムで決行された。

眉間にしわを寄せ、ハンパなく険しい表情を浮かべた父ちゃんは、

何度もカメラマンに

「お父さん、もっと笑って」

とつっこまれていたが、出来上がった写真には、

まるでトイレをグッと我慢しているような複雑な表情で写っていた。

しかしこれは父ちゃんがその時不機嫌だったからではない。

父ちゃんは事あるたびに、この世でただ一人、

地球滅亡の日を悟ったかのような難しい顔をするからだ。

そんなX dayは知らない、いやむしろ知りたくもない、

オレたちイクミサポーターズは、母ちゃんのハッスルプレイに目を奪われ、

いつもと少し違う正月を満喫した。

それに気を良くした母ちゃんは、

「これええなぁ!?」

「ほな毎年撮ろう!」

と得意の自問自答と自画自賛というあわせ技1本を決めた。

それ以来我が家では毎年、

正月に写真を撮るのが恒例のイベントとなった。

しかも、それは年々進化し、

何でも派手にやるのが好きな母ちゃんは、

たまたま正月わが家に遊びに来た人も半強制的に誘い、

海外からの留学生から、親の会社の社員さんまで

なぜか撮影会に参加するようになった。

おかげで、写真館の人もワケが分からなくなってきて、

オレがアフロヘアーで行った年は、

撮影が終わるまで息子と気付かれず、

ずっと黒人の留学生と思われていたという伝説まで生まれた。

そして、それらの、時には国籍すら超越した家族写真は

イクミさんのたくらみどおり、

たいして洋式でもないわが家のリビングに

今日もアメリカの家庭っぽく飾られている。

違和感バリバリで・・・・・

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そんないわゆる家族の枠を越えたマイファミリー。

そのエピソードをみんなに紹介したいと思い、

「家族写真」というタイトルをつけたのです。

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September 24, 2005

家族写真について(前編)

この「家族写真」では、オレより数倍ぶっ飛んだ母ちゃん、

イクミさんを中心とするマイファミリーの

様々なエピソードを語っていく予定ですが、

その前にまず最初の2回は、カテゴリータイトルに選んだ

「家族写真」について説明したいと思います。

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あれは今から十数年前、93年の正月だった。

姉ちゃんはすでに東京で大学に通い、

オレは夏からアメリカに留学する事が決まった。

そこで母ちゃんがある事を言い出した。

「ほならこれから家族みんなで写真撮りにいこう!」

オレも姉ちゃんもまた、必殺思いつき大作戦が始まったと思った。

すると

「どしたん?アメリカのあれよ!」

と母ちゃんが連呼した。

普通の人には一瞬意味不明なこの発言だが、

物事の約8割を「あれ」と表現し、

主語にいたっては、失恋した女子がするショートヘアーばりに

大胆カットするイクミ語をオレ達はマスターしている。

なんとなく察しがついた。

前に姉ちゃんが留学した時、

ホストファミリーと写真を撮っていて、

アメリカではどこの家庭も家族写真を家に飾ってるって話をした事があった。

その時、えらく母ちゃんは

「ほれええでぇ」

とうなずいていた。

つまりこの場合、

「アメリカ人みたいにリビングに飾れる家族写真を撮ろう!」

と言っているのである。

思いたったら即行動の母ちゃんは

次の瞬間には近所の写真館に電話して予約をとっていた。

しかし、そう簡単に事が進まないのがマイファミリー。

みんな仕方なく服を着替えたりして準備をしていると、

まずは何事も1分と待てない父ちゃんヨシオの導火線に火が付いた。

そして、何事も1回目は聞こえないフリをするバアちゃんにいたっては、

3度の呼び掛けにも半無視を貫き、

浅間山荘事件のように部屋に立てこもった。

結局いつものパターンで父ちゃんが爆発し、

母ちゃん一押しの「幸せ家族計画」も吹っ飛びそうになったが、

そこは俺たちがチーム・イクミのサポーターに周り、

父ちゃんへの惜しみないブーイングと共に写真館に向かった。

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September 20, 2005

挨拶

チェイ~!遂に始まりましたCO-KEYのブログ『好きに輝く』。

このブログでは、日頃のアーティスト(ラッパー)としての活動はもちろん、

今まであまり語る事の無かったオレのバックボーンである

強烈なキャラを持ったマイファミリーについて(不定期連載『家族写真』)や、

東京の女子高生も明日から使える!?我が故郷徳島の『阿波弁講座』。

さらにはポッドキャスティング(ネットラジオ)を使った番組

『WORD IS BOND』。

などなど適当かつ幅広く、激動かつ生四国、な内容で

限界ラヴァーズまで続けるので、

ヒップホップに興味ある人も無い人も、要チェックな方向でお願いします!

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